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2020.05.11
採用はニュースで言うほど減っていない
先日の「コロナと就活」の第6弾です。
内定取り消しなどがニュースで取り沙汰されていますが、私の認識としては採用ニーズは思ったほど落ちていないように感じます。
むしろ、再開のタイミングを見計らっている会社のほうが多いと感じています。
もちろん、今回のコロナ禍で収益が落ちた会社は多く、採用どころではないという会社もあります。
ですが、私はリーマンショックの時も東日本大震災の時も人材業界で働いていましたが、今回のコロナ禍はいつ終わるかわからないとは言え、コロナさえ終息してしまえば終わりです。
それに比べ、リーマンショックや東日本大震災は何をもって終わりと言えるのかが、分からないというところがありました。
私はその心理的な違いは大きいと思っています。
その表れが、今日時点(5月11日現在)のザッツへの採用再開を知らせる企業からの問い合わせの数です。
ザッツの取引先で、今回のコロナ禍で採用を中止した企業は、全体の1%もありません。
むしろ、積極的に採用を考える企業がほとんどです。
もちろん未来のことですので、もしかしたら景気が悪化の一途をたどり、とんでもない長期不況へと向かう可能性も無いとは言えません。
今回のコロナ禍は、社会の在り方や仕事のやり方、生活、教育など様々なことに大きな影響をもたらしました。
これがきっかけで新しい価値観や産業の創世記となる可能性も十分あります。
ザッツは人材紹介会社です。
求人企業と求職者がマッチングによって、よりよい未来を描けるように、より一層しっかりとお手伝いさせて頂きたいと思います。