体育会系の学生がインターンシップに参加する必要があるのか?
6月1日の選考解禁に伴い、17卒の就活もいよいよ終盤戦となっているところですが、街には次の18卒のインターンシップ解禁を謳う大手就活サイトのポスターがいたるところに貼られているのを目にするようになってきました。
それもあってか、ザッツにも18卒の学生からの登録がチラホラと出てきており、3年生向けに大学で就活講義を頼まれるケースも増えてきました。
そんな時に学生からよく質問されるのが
「インターンシップに参加する必要があるのか?」
ということ。
ですが、真面目に競技に取り組む体育会系の学生は、これから秋のシーズンに向けて必死にトレーニングを行う時期で、そんな暇はありません。
それを犠牲にしてまでインターンシップに参加する必要はあるのでしょうか?
答えは「否」です。
それはなぜか?
無目的にインターンシップに参加しても意味が無いからです。
ちなみにインターンシップには主に3つの種類があると言われています。
1,採用直結の事前選考インターンシップ
インターンシップという名の採用選考で、実際に働いてもらってポテンシャルを確かめることによって、事前に選考を行い、内内々定のようなものを与え、青田買いにするケース。
2,企業イメージ向上のためのインターンシップ
インターンシップというより会社説明会のようなインターンシップ。
インターンシップという名のもとにたくさんの学生を集めて、会社見学などを行い、企業イメージを良くすることで、3月のエントリー解禁時にエントリーへ促すというケース。
3,アルバイト労働力としてのインターンシップ
その名の通り、アルバイト労働力としてインターンシップを利用しているケース。
採用には直結しないケースが多い。
この3つのインターンから見てもわかるように、1,のようなインターンシップであれば参加するメリットはあると思いますが、2,の場合も興味があれば会社説明会に行けばいいだけですし、3,に至っては単なるアルバイトです。
なので、「どうしても入りたい特定の企業がある」とか「時間が余ってしょうがない」という学生にはインターンシップの中身を判断した上で参加を促していますが、それ以外の学生、特に体育会系の学生はインターンシップに参加する時間があったら、もっと真剣に部活に取り組むように話をしています。
なぜなら、就活ではむしろ、学生時代に真剣に取り組んだエピソードをしっかり話せるほうが有利だからです。
ただただ、ダラダラと学生時代を過ごした普通の学生と違い、体育会系の学生は部活に4年間真剣に取り組んだという素晴らしい体験があります。
就活は確かに早くやるに越したことはありません。
ですが、それはインターンシップではなく、企業研究や自己分析です。
無目的にインターンシップに参加するのではなく、部活に真剣に取り組み、時間を見つけて企業研究や自己分析に取り組むほうが、就活には有益な時間の使い方だと思います。
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