阿部社長のza2(ザッツ)談ブログ

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2020.10.22

Fランク大学の体育会

Fランク大学(略:Fラン)って言葉知ってますか?
いろいろと説はありますが、いわゆる偏差値があまり高くない大学を指します。

言うなれば、私も基準によってはFラン出身かもしれません。

ですが、基準はどうあれ、世の大学のほとんどはFランです。
ということは、世に出る大学生のほとんどがFランです。

Fラン出身であること自体、別に恥ずかしいことでもないし、まあ威張ることでもありません。
世の大卒のほとんどが、同じような経歴だし、別に恥じることでもないからです。

私は、東海大学体育学部体育学科出身で、在学中は陸上競技部でハンマー投げをやってましたが、陸上の強豪校で、一度も対校戦に出ることもなく、選手としては活躍できませんでしたが、主務(マネージャー)も兼務し、チームのためにチームの財務管理や試合運営など、縁の下の力持ちとして戦いました。
卒業は単位ギリギリで、4年生の時に単位取得に非常に苦労しましたが、保健体育の教職免許も取得し、現役で卒業しました。卒業式の日に監督から「阿部はもう卒業できんと思っとったが、教職まで取った!阿部は凄いんぞ!」と何が凄いのかよく分からない言葉をもらい、後輩からも失笑されましたが、それも今となっては良い思い出です。
という感じで自分の学生時代の経歴をハッキリ言えます。

しかし、結構それを気にする学生が多く存在します。

確かに上位校と言われるような大学の学生に比べれば、ちょっと恥ずかしくなるのは分からないでもないですが、自分で入った大学だし、もう過去は変えられません。

ですが、それよりも大学でどう楽しんだのか、何をやってきたのか、何を学んだのか、が大事です。

もちろん採用側からすれば、上位校の学生には気持ち的に下駄を履かせた状態にはなるでしょうが、結局は人間力ですので、面白い人だと思われれば採用されるわけです。

とあるスポーツ強豪校の大学の先生曰く
「勉強なら東大はエリートかもしれないが、スポーツならウチのほうがエリートだ。得意分野が勉強かスポーツかの違いであって、あとは人間力の問題でしょ?ウチはスポーツを通じて人間教育をしてる。だからウチの学生は自信をもって世に送り出せる。」

スポーツでも、文化活動でも、熱中するものがあって、そこに自分なりのドラマがあれば、それは立派な経歴です。

しかし、それまではスポーツでエリートだったのに、就職活動の時期になると途端に自信をなくす体育会の学生は結構います。

ザッツでは、そんな学生たちに自信を持ってもらいたい。
そんな学生には気づきになるようなポイントなどを一緒に探っていく作業を行っています。

10月も終盤です。
22卒の就活も本格化する時期に入ってきました。

一人でも多くの学生が、自分にあった就職ができるように、ザッツもお手伝いできればと思います。

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