アフターコロナよりwithコロナを見据えた採用を検討している会社がある
少し間が空いてしまいましたが、「コロナと就活」の第10弾です。
今日は5月27日ですが、緊急事態宣言も解除され、このブログをご覧になられている方々も少しずつ日常を取り戻す作業へ入ってきているところだと思います。
この「コロナと就活」を書いたのが、4月23日でした。
あれから約1カ月ほどが経過したことになりますが、このコロナ禍の影響で、毎日がジェットコースターのように状況が刻々と変化し、大変な毎日でしたが、私自身はこの状況だからこそできる、たくさんのトライ&エラーを繰り返すことができて大変良い機会となったように思います。
緊急事態宣言も解除された今、ココからがアフターコロナへの第1歩となるわけですが、GW明け頃から各取引先から面接や説明会の連絡が次々に入ってきております。
前回のブログでも書きましたが、21年卒については、全く影響がないわけではないですが、世の中の採用意欲はそこまで落ちているようには感じられません。
ただ、問題は22年卒です。
それは景気悪化の影響による採用数減少という問題もありますが、コロナ第2波、第3波の影響や、政府が言うところの「新しい生活様式」により、対面の面接や説明会の開催が難しい状況におかれる可能性があることも問題の一つです。
そうなるとWEBによるコミュニケーションを取らざるを得ないのですが、WEBはコミュニケーションが取りにくかったり、会社の雰囲気を感じてもらいにくいので、会社の姿が伝わり辛く、なんとも煩わしい部分も多い。なので、未だにWEBによる説明会や面接の導入に踏み切れないという会社も多く存在します。
ですが、WEB説明会やWEB面接は何も悪いだけではなく、良い面もあります。
例えば、今まで遠方で受けることが難しかった地方の学生や、海外に留学している学生もエントリーしやすくなりますし、ザッツがメインで就活支援をしている体育会の学生も部活で忙しい中でも就活がしやすくなります。また、理系学生も実験などで就活に時間が取れない学生が多いので、喜ばれることと思います。
どちらにしても、今後は否が応でも、就活はWEB化が進んでいくことを考えれば、会社の大小を問わず、やはり今年のうちにWEB化を進めておく必要があるのではないでしょうか?
特に今年はどの会社も初めての経験ですので、多少ミスしてもそんなに恥をかくこともなく、トライ&エラーを繰り返すにはちょうど良い時期だと思います。
コロナ自体はワクチンや治療法が確立すれば、いずれなくなりますが、今回話題になったような「9月入学」や「通年採用」なども今後議論され、採用を取り巻く環境はどんどんと変化していくことと思います。
そういった意味では採用はアフターコロナ的な一時しのぎのような発想よりも、withコロナ的に変化し続けていくことへの対策を常に探っていくほうが、重要なような気がします。
ということで、「コロナと就活」のシリーズはこれにて完結です。
我々ザッツも最適なアドバイスができように、日々精進していきたいと思います。