体育系大学の就職率は良いのか?
『体育会系の学生は就職率が良い』
『体育会系の新卒が欲しい企業はいっぱいある』
よく巷で耳にする言葉です。
本当に『体育会系の学生は就職率が良い』のでしょうか?
実は2014年3月卒業のデータではありますが、全国の体育やスポーツと名のつく学部の就職率を調査したところ、意外な結果が出ました。
何と平均就職率76%!!
大学院などへの進学を含めても平均で81%です。
その年の大学生全体の就職率は94%ですので、低い数値と言わざるを得ないでしょう。
超氷河期と言われた2000年ですら大学生全体の就職率は91%ですから、それすら下回ります。
「体育会系」というブランドは確かに人気だと思います。
私も採用企業のお客様からの反響をいただき、それを実感しております。
しかし、この数字が指し示すものは「体育会系」=「体育系学部出身者」ではないということです。
この就職率の要因は様々ですが、その中でも一番の要因があります。
それは学生の「自信の無さ」です。
沢山の学生と接してきて、よくわかるのですが、他の学部出身の学生に比べると、体育系学部出身の学生はとにかく就職に対する自信が無い。「どうせ体育だし」とか「スポーツ以外わからない」とか、とにかく自分に言い訳をします。そんな学生がそのままの心理状態で就活に臨んでも良い結果が出るはずがありません。
しかも、以前にもブログに書いた通り、体育教師を目指す学生が多いため、結果が出る8月上旬頃になって、就活を始める学生もいます。そんな学生はさらに自信がない。
このような状況が続く限り、体育系学部出身者の就職率は上がらないでしょう。
ですが、このような現状を少しでも改善するために『ザッツ』は存在します。
体育系の学生・アスリート専門人材紹介会社である『ザッツ』は、この現状を踏まえ、8月より「体育系学部出身者」の就活支援をさらに強化していきます。
この夏、1人でも多くの体育学生、アスリートが良い就職ができるよう、また、体育学生やアスリートを求める採用企業様との良いマッチングができるように、最後まで全力で支援していきます。
体育系・アスリート人材紹介会社『ザッツ』にご期待ください!!